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    RSDは、どうして起きるのか?

    あなたが交通事故で外傷を負った場合、怪我を早く治そうと、正常な交感神 経反射が起こり、出血を止めたり、余分な膨張を防ぐため、四肢の血管が収 縮します。そして、怪我が治れば、血管は、通常の状態に戻ります。
    ところが、人によっては、この症状がもとにもどらない人がいます。
    怪我は治ったのに、血管は収縮を続けますから、血流不足となり、皮膚は赤く熱くなり、疼痛が顕れ、それはしだいに灼熱痛となります。
    これがRSD(反射性交感神経性ジストロフィー)といわれるものです。
    ただ、これは従来の説で、最近では「交感神経因子よりも慢性炎症因子の方が大きいのではないか」と言われており、原因は、はっきりしません。

    RSDの特殊性

    交通事故による外傷のほとんどは、事故直後が一番、重傷で、時間の経過 とともに症状が緩和されていきます。
    損保料率機構も、後遺障害の診断にあたり、このような観点から、診断書を チェックしています。
    もし、治療を受けているにも関わらず、時間の経過と共 に、症状が悪化すれば、「詐病ではないか?」と言うことになります。
    ところが、このRSDは、そのような「常識」が通用しないのです。
    そろそろ治癒する頃に、突然、発症し、しかも時間の経過と共に、ますます悪化するのです。
    しかも、その症状が、原因となる外傷に不釣り合いに強烈なのです。
    RSDを知らない人は、当然、これを詐病と疑います。

    RSDには、どんな種類があるのか?

    RSD症状を呈する症例には、交感神経が関与する場合と、関与しない場合 があり、また、それぞれに神経損傷がないタイプと神経損傷があるタイプがあります。

    1.神経損傷をした場合 カウザルキー

    神経を損傷した場合で、混合神経幹の部分損傷の場合をメジャーカウザルキー、
    遠位の知覚神経損傷の場合をマイナーカウザルキーといいます。
    メジャーは症状が一番強烈ですが、それほど症例はありません。
    マイナーは、件数が多いのですが、症状は、メジャーよりも軽いです。

    2.神経損傷以外

    従来のRSDと言われているものです。これは、次の3種類あります。

    ①小外傷性ジストロフィー:
       小さな怪我から生ずるRSDです。一番症例の多いケースです。
       症状は軽く、1,2本の指に限局して症状が現れるケースが多いようです。
    ②肩手症候群:
       最初に肩が痛くなり、やがて上肢全体に広がります。
       手は白っぽくなり、皮膚温が低下します。
    ③大外傷性ジストロフィー:
       比較的大きな怪我から生ずるRSDです。
       症状は、非常に強く、また、症例も少なくありません。

    RSDとして認定してもらう要件は?

    医師の診断基準として、
    ① IASPによるCRPSの診断基準
    ② KozinらによるRSDの診断基準
    ③ GibbonsらにおるRSDの診断基準
    の3種類があります。

    現在は、③の「GibbonsらにおるRSDの診断基準」がよく用いられているようです。

    労災の診断基準は、次の通りです。
    「単なる疼痛にとどまるものは、後遺障害認定上は、RSDとしては扱えない。疼痛の他に、
    ①関節拘縮 ②骨の萎縮 ③皮膚の変化 について、明らかな所見を有するものに限る。」

    自賠責保険も、労災と同じく、上記3つの症状が明らかに認められる場合に限るとしています。

    なお、損保料率機構は、RSDの診断書が提出されると、上記3要件を中心に、担当医に症状を照会し、その回答を認定資料としています。

    裁判所も、概ね、上記3要件を要求しています。

    RSDでトラブルになるケース

    後遺障害非該当としてトラブルになるケースに3つあります。

    ①医師の診断書が不十分なケース、
    ②後遺障害はあるが、損保料率機構が、調査不十分か、認定に不備があるケース。
    ③そもそもRSDに該当しないケースです。
    こういう場合は、どうしたら良いでしょうか?
    あなた自身が、調査員になったつもりで、
    「初期診断書→経過診断書・診療 報酬明細書→後遺障害診断書」をチェックし、
    診断書の記載方法に問題が ないかをチェックしなければなりません。

    さらに、
    MRIやCT、筋電図など症状を裏付ける検査がちゃんと行われているか?
    を確認する必要があります。
    詳細は、当事務所にご相談下さい。 当事務所では、適切なテスト方法を指示し、
    RSD後遺障害立証のための診断書作成に助力いたします。
    それでも、RSDに該当しないとされるケースが予想されます。
    しかし、裁判所は、RSDでないからといって、直ちに後遺障害を否定することはしません。
    RSDの要件に該当しなくても、その症状が医学的に裏付けられ るものなら、
    後遺障害の認定をしてくれることもあります。
    当事務所は、この点も、バックアップします。

    RSDと素因減額

    保険会社は、RSDだと、素因減額、つまり、被害者は、もともとRSDにかか りやすい体質である、だから賠償額をその分だけ減額すべきだ、と必ず裁判 で主張してきます。示談交渉でも同様です。
    実際、多くの裁判例では、RSDというだけで、当然に、素因減額をしています。
    しかし、現在の裁判所は、RSDだから当然に素因減額をすべしという考えには同調していません。
    RSDそのものが、交通事故の程度と見あわない症状になる傷病だからです。
    現在は、
    ① RSDと認定された場合は原則として素因減額をしない
    ② これに対し、RSDと認定できないが、それでも事故と見あわない後遺障害は、素因減額をする
    というのが、裁判所の態度です。

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